ブラジルの人口
ブラジルは、1億7千万の人口を有しています。人口でブラジルを上回る国は、中国、インド、アメリカ、インドネシアの4カ国だけです。日本の約1.3倍にあたる人口ですが、国土の面積は日本の約22.6倍です。
最初のブラジル人は、どこから渡米してきたのでしょうか。南米は人類が最後に足を踏み入れた大陸です。最初の人々は、氷河期が終わった後にアジアからやってきました。まず北米大陸に入り、それから南へ向って南米にたどり着きました。その人たちは、今でもブラジルの辺境に暮らすインディオの祖先です。
ヨーロッパから最初にやってきたのは、ポルトガル人でした。彼らは、西暦1500年過ぎからブラジルへ移り住み、1549年にはブラジルを植民地とし、サルヴァドール市が首都となりました。高地に金や銀が見つかって以来、ポルトガル人たちは海岸沿いから内陸各地へと散らばっていきました。その後もたくさんのポルトガル人が移住してきました。そして砂糖、錫(すず)、金、銀をヨーロッパへ送ったのです。
ポルトガル人たちは、海岸沿いにサトウキビ農園を作り上げ、西アフリカから連れて来た奴隷をそこで働かせました。1888年に奴隷制度が廃止されるまで、約1千万の奴隷がブラジルに連れてこられました。
19世紀始め頃からは、イタリアをはじめヨーロッパ各国から数多くの人々がやって来ました。ドイツ、スペイン、ポーランドなどの人々も新天地を求めてブラジルへ来ました。その多くは、南東部各地のコーヒー園やアマゾン川流域のゴム園で働きました。日本からも数多くの移住者が渡り、ブラジルは日本列島以外で最も多くの日系人が住む国です。
ブラジル人は、様々な国の人々で構成され、一つの国を作り上げました。およその比率は次のとおりです。
ヨーロッパ系 55%
混血 39%
アフリカ系 5%
日系人 1%
インディオの数は約25万人で、小さな集団に分かれて主に北部で生活しています。その言語の数は、180にのぼります。






